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コラムcolumn

そのスレート、アスベスト入り?リフォームは?

そのスレート、アスベスト入り?リフォームは?

かつて、多くの建材に、
アスベストが使われていました。

アスベストは石綿(せきめん、いしわた)とも呼ばれ、
文字通り、繊維状の石(鉱石)です。

耐久性や耐熱性に優れていて安価のため、
奇跡の鉱物と言われて、
建材や車のブレーキなど、
様々な場所に使われてきました。

ところがアスベストによって、
健康被害がもたらされることがわかり、
2004年から、1パーセント以上含む製品の出荷が
原則禁止となり、段階を経て、
2012年に完全禁止となりました。

けれど、2004年以前に建てられた家屋であれば、
たとえば、屋根のスレートが、
アスベスト入り製品である確率は、
非常に高くなっています。

建築の年代的にも、
これから、大規模リフォームを行う家が多くなる中で、
アスベストが使われている屋根材をどうするのか、
見ていきたいと思います。

「アスベスト(石綿)とは」

アスベストは
天然鉱物の細い繊維です。

6種類が知られていて、
主に使われていたのが、
そのうち1種類、白石綿です。

青石綿というのもあり、
こちらの方が発ガン性が強いと言われています。

セメントとの相性が良く
アスベストの多くが建材に使われていましたが、
木造の一般住宅では、
屋根のスレートに使われていたのが、
現在残っているアスベストのほとんどです。

アスベストは、
直径が髪の毛の5000分の1以下の、
目で見ることができないほど、
細い形状をしています。

ホコリのように宙を舞い、
知らず知らずの内に
肺の中へ吸い込んでしまいます。

吸い込まれたアスベストは
喀痰として排出されるものもありますが、
肺の中に残ったものは、
細胞を傷つけ続けて、
炎症、そして繊維化が起こり、
やがて、ガン化していくと考えられています。

潜伏期間は40年といわれており、
日本でも今後発症数が増えることが予想されます。

すなわち、アスベスト被害とは過去のものではなく、
現在進行形の被害なのです。

よく耳にする中皮腫(ちゅうひしゅ)とは、
中皮と呼ばれる、内蔵を覆う膜の表面に生じる
悪性の腫瘍を指します。

「アスベスト入り屋根材の見分け方」

まず、アスベストが入っていないのが、
いぶし瓦、釉薬(ゆうやく)瓦などの、
粘土瓦です。

もちろん金属屋根も使われていません。

疑われるのは、2004年以前に製造された、
スレート、セメント瓦、アスファルトシングルです。

屋根材への刻印などから、
メーカー、製造番号がわかれば、
国土交通省などのホームページで、
アスベスト入りかどうかを確認できます。

メーカーなどがわからない時は、
2004年以前に建てて家であれば、
疑った方が良いでしょう。

いずれにせよ、
目視で見分けるのは困難です。

「アスベスト入り屋根材のリフォーム」

屋根材含有のアスベストは、
屋根材のままの状態であれば、
飛散危険度は低く、
ほぼ無害なのですが、
劣化してくると飛散の可能性は増します。

そこで、リフォームとなるわけですが、
その場合、
葺き替えと重ね葺き(カバー工法)の
二つの手段があります。

「葺き替え」

重ね葺きと比べた場合、
葺き替えのメリットには

・アスベスト入りの屋根材がなくなる

があります。

アスベストが完全になくなってしまうため、
この安心感は、他に代え難いものがあります。

デメリットには、

・費用がかかる
・工期が長くなる

があります。

特にアスベスト入りの屋根材は、
産業廃棄物となり、
処分費用はかなり高くなります。

アスベストの処分には、
もっと飛散しやすい建材の場合、
特別管理産業廃棄物となるため、
それよりは軽い扱いとなります。

「重ね葺き(カバー工法)の場合」

葺き替えと比べた場合、
重ね葺きには、
次のメリットがあります。

・費用が安い
・工期が短い

既存の屋根の上から別の屋根で覆うものですから、
撤去費用の分は安くなります。

また、覆うことで、
現在の屋根は守りますから、
アスベスト飛散の可能性も少なくなます。

デメリットとしては、

・安心できない
・将来の撤去費用が高くなる可能性がある

が、あります。

もちろん、屋根のアスベストは残ったままですから、
いくら、飛散の心配はないとはいえ
安心感は得られません。

また、遠い将来、
家を取り壊す可能性もありますから、
その時の撤去費用が、
今以上に高くなる可能性はあります。

ただ、実際の安全性は、
心配しなくても良いと思います。

重ね葺きは、
屋根の劣化が激しい場合、
特にワレやヒビなどがひどく、
アスベストが飛散するおそれがあるときは、
施工することができません。

「まとめ」

今や、健康被害の時限爆弾とも、
言われてしまうアスベストです。

ただ、ほとんどの場合、
アスベスト入りの屋根材だからといって、
今すぐ撤去しなければならないほどの、
危険性はありません。

屋根の状態をみながら、
将来のリフォームに備えましょう。

また、気になるからといって、
素人が屋根に触ったり、
調べたりするのはオススメできません。