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コラムcolumn

現役トタン屋根のメンテナンス

現役トタン屋根のメンテナンス

ひと昔前までは、
金属屋根といえば、
トタン屋根のことでした。

もちろん、
その頃施工された屋根で、
いまだに現役でがんばっているものが、
多数あります。

トタン屋根のメリット、
デメリットをご紹介しながら、
メンテナンスについて見ていきたいと思います。

「トタンとは」

建材としてのトタンは
ガルバリウム鋼板に押され、
あまり使われなくなってきましたが、
それでもまだまだ、
様々な場所に使用されています。

トタンは、
鋼板に亜鉛めっきをほどこしたものです。

このめっきによって、
金属の弱点である、
サビの発生を防ごうというものです。

トタンに似たものに、
ブリキがあります。

ブリキは鋼板にスズめっきをほどこしたものです。

ブリキはキズがつくと、
すぐサビるため、
建材には使われません。

スズ自体は、
体に入ってもすぐ排出されるため、
安全性が高いといわれ、
缶詰などに使われています。

ガルバリウム鋼板は
鋼板にアルミ、亜鉛にケイ素(シリコン)を
加えたもので、めっきします。

トタンより耐久性に優れているため、
最近の建材では主流となっています。

「トタン屋根のメリット」

トタン屋根のメリットには、

・軽い
・雨漏りしにくい
・安価

などがあります。

・軽い

屋根というもっとも高い場所が軽いということは、
耐震性能が優れていることにつながります。

屋根が軽ければ、
揺れ幅が小さくなったり、
揺れからの復元力で、
有利に働いたりします。

トタン屋根の場合、
もしかしたら、
1981年の耐震基準以前の建物に、
乗っている可能性もありますが、
屋根が軽いということは、
少しの安心につながるかも知れません。

・雨漏りしにくい

トタン屋根の多くはタテ葺きです。

タテ葺きは雨の流れる方向に継ぎ目がないため、
雨漏りしにくくなっています。

また、金属の板なので、
雨を通すということもありません。

・安価

トタン屋根の最大の魅力は安価なことです。

「トタン屋根のデメリット」

トタン屋根のデメリットには、

・サビやすい
・断熱性が低い
・音がうるさい
・耐久性が低い

などがあります。

・サビやすい

芯の材料が鉄なので、
サビる可能性があります。

サビさせないために、
定期的なメンテナンス、
すなわち塗り直しなどが必要になります。

・断熱性が低い

屋根の表面はとても高温になります。

今でこそ断熱材つきの
金属屋根(ガルバリウム鋼板)がありますが、
トタン屋根に断熱材がついていることはなく、
夏の小屋裏は暑くなります。

余談ながら、
“熱いトタン屋根の猫”という戯曲
(作・テネシー・ウィリアムズ)がありますが、
“落ち着きがない”という時に使われる言葉のようです。

・音がうるさい

雨の降り始めに
バラバラバラっと大きな音がするのは、
トタン屋根のお約束といった感じになるほど、
防音性能は低いです。

・耐久性が低い

屋根を放ったらかしにしておくと、
サビて、穴があいたりします。

そのため、5年から8年程度での
塗り直しが必要となります。

「トタン屋根のデメリット対策」

“サビやすい”“耐久性が低い”ことに関しては、
塗り直しなどの定期的なメンテナンスが必要となります。

タイミングとしては、
まず
屋根の色があせてきた、
ツヤがなくなってきたなどの
症状が現れた時になります。

これらは塗装の劣化を知らせてくれるサインであり、
そろそろ塗り直しが必要となります。

サビやチョーキングが現れ始めたら、
早めの対応が求められます。

チョーキングとは、
表面をさわった時に、
チョークの粉のような
白い粉が手につく症状です。

こうなってくると、
かなり塗装の劣化が進んでいます。

塗装の浮きや
ハガレがあれば、
直ちに塗り直す必要が出てきます。

年月の経過に関係なく、
こうなれば、
塗装がまったく機能していない
ということになるからです。

断熱や防音性能を高めるには、
野地板の裏を断熱材で覆う必要があります。

野地板とは、
屋根材の下に敷き詰められた
板のことです。

この裏を断熱材で覆えば、
断熱はもちろん、
音の響きも少なくなります。

「重ね葺き、葺き替えのタイミング」

たとえばサビたところが
傷んで穴があいてしまったような状態であれば、
重ね葺きや葺き替えが必要となります。

重ね葺きは元の屋根をはずす、
手間と費用が節約されますが、
元の屋根の下側の状態が分からないままの
施工となります。

葺き替えはルーフィングや、
野地板の状態を確認し、
場合によっては
補修ややり換えをします。

トタン屋根を葺いた家屋は
古いものが多いため、
屋根の下の状態も
確認する必要があると思われるので、
葺き替えをオススメします。

いずれにせよ、
重量の増加を抑えるために、
ガルバリウム鋼板での
重ね葺き、葺き替えが最適です。

「まとめ」

トタン屋根は、
ガルバリウム鋼板という、
新しく、優れた建材が出現したせいで、
屋根材としての
役割を終えたといっても良いでしょう。

ただ、それぞれの家屋が持つ理由により、
現在のトタン屋根を、
長く使わなければならないこともあります。

その場合は、
適切なメンテナンスを行って、
大切に使っていきましょう。