高松屋根壁プラザ

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コラムcolumn

タスペーサーってなに?

タスペーサーってなに?

良く使われる屋根材のひとつに、
スレートがあります。

タスペーサーは
そのスレートに使う、
小さいながらも大切な部材なのですが、
その説明の前に、
まずは、スレートについて、
見ていきたいと思います。

「スレートとは」

スレートには、
天然の石を加工した、
天然スレートと
セメントに繊維素材を混ぜてつくる、
化粧スレートがあります。

天然スレートは
天然石を使用しているため、
高級感があり、
東京駅の屋根に使われているものが有名ですが、
価格も高く、
住宅に使われることは
まず、ありません。

一方、化粧スレートは、
押さえられた価格で、
品質も安定していて、
多くの住宅に使われています。

かつては化粧スレートに
アスベストが使われていましたが、
今はそのようなことはありません。

「スレートのメリット」

スレートのメリットには

・シンプルでたいていの屋根に合う
・軽くて耐震性にすぐれる
・価格が安価

などがあります。

・シンプルでたいていの屋根に合う

厚さ約5ミリの、シンプルな形のため、
多くの屋根に合います。

また、
カラーバリエーションも多く、
さまざまな雰囲気の家に合います。

・軽くて耐震性にすぐれる

厚さ5ミリのセメントの板のため、
日本瓦の半分程度の重さになります。

このため、
耐震性が高く、
揺れからの復元力にも
貢献します。

・価格が安価

多くの家屋に使われる最大の理由が
これかも知れません。

その他、
金属屋根との比較で、
遮音性にすぐれるというものがあります。

「スレートのデメリット」

スレートのデメリットには

・割れやすい
・メンテナンスが必要

などがあります。

・割れやすい

スレートが割れるのは
経年劣化や凍害
(スキマに入り込んだ水分が
凍結してふくらみ、割れなどを
生じさせる)
だけではありません。

踏み割られることもあります。

スレートの割れは雨漏りに
つながります。

・メンテナンスが必要

スレートは塗装によって
防水性を高めます。

けれど、
紫外線照らされ続けて、
塗装が劣化してくると、
色あせたり、
防水機能が不十分になったりします。

あるいは、
カビやコケが生えてしまうこともあります。

そこで、10年を越えたあたりから、
屋根全体の塗り替えが必要になってきます。

この塗り替え時に
タスペーサーが登場します。

「なぜタスペーサーが必要か」

スレート屋根を塗装すると、
塗膜が上のスレートと下のスレートを
つないでしまうことがあります。

屋根のスキマを塗膜がふさぐと考えて、
良いことだと思うかもしれませんが、
実際は、これが家を傷める原因に
なることがあります。

実はスレートの裏には
多少のスキマがあり、
そこに結露やその他の理由で、
水が入り込むことがあります。

下のスレートと
上に重なるスレートとの間に
スキマがあれば、
そこから排水されるのですが、
塗膜でふさがれてしまえば、
水は排水されす、
溜まったままになります。

水は漏ったり、
木を腐らせたりするため、
本来は排水するべきものです。

そこで、
実際には
塗料が乾いた後、
スレートのスキマに入り込んだ塗料を
一枚ずつカッターで切り離す、
縁切りという作業を行います。

ただ、何百枚ものスレートを、
カッターで1枚1枚切り離すのは、
手間暇がかかり、
コストアップにつながります。

また、せっかくきれいに仕上がった
屋根の塗装が、
場合によっては傷つけてしまうこともあります。

そこで、
タスペーサーを使います。

タスペーサーは
幅40ミリ、長さ35ミリ程度の
ポリーカーボネートの
クサビのようなものです。

これを、
上のスレートと下のスレートの間に差し込み、
強制的にスキマを開けるのです。

縁切りよりも
工期が短縮され、
コストも押さえられることになります。

ただ、気をつけなければならないのは、
タスペーサーが不要な場合もあることです。

それは、
最初からスキマが空いているときです。

スレートは、
何年も紫外線に当たっていると、
反ってきたりします。

そんな場合はタスペーサーを入れなくても
排水できるし、
もし、入れたとしても落ちてしまいます。

また、油性塗料も、
スキマに浸透し辛い性質があるため、
タススペーサーが不要な場合もあります。

「まとめ」

タスペーサーは、
スレート屋根の健全化に
とても役立つ建材です。

ただ、屋根の状態や
塗料によっては使わない場合もあります。

もし、リフォーム会社が使っていなかったとしても、
すぐにおかしな工事だとは思わずに、
理由を聞いてみるようにしましょう。